老神温泉 大蛇まつり

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2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、みこしの渡御などが中止となります。
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体長30mの大蛇を数十名の人数で担ぎ、振る舞い酒と共に温泉街を駆け巡る「大蛇まつり」は、
老神温泉の名前にも由来する「大蛇」への感謝を示す老神温泉で最も大きなイベントです。

 

 
 
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はるか昔、赤城山の神と日光男体山の神が今の戦場ヶ原で争いました。
互いに「蛇」と「ムカデ」に化けて激しく戦いましたが、
矢傷を負った 蛇は老神の地まで戻り、体の矢を抜いて地面に刺しました。
すると大地から温泉が湧き出し、湯に浸かった蛇はすぐに回復してムカデを追い返しました。
これによりこの土地は「追い神」と呼ばれ、今の老神温泉の名の由来となりました。
赤城山の守り神であり、万病に効く温泉を見つけてくれた「蛇」への感謝の気持ちを込めて、
老神温泉では例年「大蛇まつり」を開催しています。

 

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威勢の良い掛け声とともに大きな蛇を大勢で担ぎながら、夜の温泉街を練り歩く若衆みこし。
みこし自体の全長が長いため、おのずと蛇が生きているかのような動きが出て迫力があります。

 

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大蛇神輿が温泉宿や店先を通りがかると、庭の方まで入り込んでいき「とぐろ」を巻いて一休み。
担ぎ手たちが大きな杯で振る舞い酒を回し飲むたびに、大きな歓声が上がって温泉街が熱気に包まれます。

 

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担ぎ手たちの酒が回るごとに神輿の蛇行が強まり、いよいよ大蛇の動きに「らしさ」が増してきます。
神輿は、当宿「吟松亭あわしま」の館内にも入り込み、ロビーラウンジで賑やかな「とぐろ」も巻きます。

 

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老神温泉「大蛇まつり」は、年5月の第二金曜日と土曜日に開催されます。
2013年の巳年に「Longest festival snake 最も長い祭り用の蛇」としてギネス世界記録にも認定された、
全長108m、重さ約2t、胴回り1.3mの「大蛇」も、12年に一度、200名以上もの手によって担ぎ出されます。
昼間は元気なちびっ子たちによる可愛い「子供みこし」が通りを練り歩き、
夜は大人たちによる「若衆みこし」が街に繰り出します。
「子供みこし」に使われるの全長20mの蛇は、平成28年9月17日に開催された東京都品川区の魅力発信イベント
「しろへびサミットinしながわ」において貸し出されました。

 

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2017年03月29日(水)|未分類
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